【学生による企業取材記事】KJケミカルズ株式会社~見えない部分で暮らしに欠かせない製品づくり~

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※この記事は、熊本大学の学生ボランティアグループ Kumarism が作成したものです。

Kumarismのさくらです!

八代に工場を構えるKJケミカルズにお邪魔させていただきました!

文系の私には馴染みのない会社でしたが、感じたことを綴っていきます(^o^)

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1.概要

KJケミカルズは、何と遡ること太平洋戦争前1937年、日本初のレーヨンを作った会社「興人」から始まっています。

製紙・フィルム・発酵・化成品 など次々に事業を展開していった企業です。

その「興人」より分離独立し現在は、東京本社と八代工場を拠点とし、製紙用薬品、インキ用樹脂メーカーである星光PMC株式会社のグループとして事業を展開しています。

八代工場で製造、開発研究を行い、工場内5基のプラントでは、各々年間約1,000t~1,500tの生産能力が あるそうです。

2.具体的に何を作っているの?

では、KJケミカルズではどのような製品を製造しているのでしょうか。

※文系の私には専門用語が難しかったので、大まかな説明でご容赦くださいm(._.)m

使用される用途をいくつか挙げると…

  • 3DプリンターやインクジェットプリンターのUVインキ
  • UVジェルネイル
  • スマホやタブレット等電子デバイス用粘着剤
  • フローリングや家具のコーティング
  • シャンプー、ボディソープ、洗剤や柔軟剤等のパーソナルケア用品
  • 住宅の内壁・外壁に使われる水系塗料
  • ソフトコンタクトレンズ

ざっとあげても、KJケミカルズの製品は私たちの身近にこれだけ多くの使われているんです!

また、KJケミカルズの製品は、ソフトコンタクトレンズ等人の体に触れるものへの利用もあり、人体への安全性と確かな品質を保証することに力を入れているとのことです。

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3.製品の半数は輸出?!

八代工場を拠点に製品を作っているKJケミカルズですが、なんと製品の半数以上は国外に輸出しているそうです。

熊本にそんなグローバルな企業があったのか!

輸出している企業も、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国へと世界中にあるそうです。

これだけ世界中の企業が、KJケミカルズの製品を使っているというのも、KJケミカルズが扱っている製品を作っている会社が、世界中に1社か2社くらいしかないからだそう。重要な産業の基盤を支えている企業だったんですね。

この八代工場が災害で機能しなくなると、世界中でと考えると驚きですΣ(・□・;)

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4.環境に配慮した製品づくり

KJケミカルズは、有害物質を含まない人体や環境にやさしい製品開発を行っています。

また、製品を作る際も、排ガスを燃やす環境設備を投入するなど、環境への配慮が伺えます。

5.どのようなキャリアを歩んでいるのか…?

製造部門は、工業高校、高専、大学を卒業した方、研究部門は大卒者以上が多いそう。

スキルや経験を積むために、工場内の職場異動や営業職を経験する方もいます。

そして、経営や管理に携わる部門は、文系出身者多数。

また、男性ばかりの職場かと思いきや、研究部門等では女性職員の方も結構いらっしゃいま

した!

6.まとめ

KJケミカルズの製品は、直接目にするわけではありませんが、私たちの身近にあり快適な暮らしづくりに貢献している企業です。また、日本だけでなく世界中で必要とされているグローバルな企業が熊本にあるというのは驚きでした。

今回、取材のご協力をしていただき、ありがとうございました!

■基本情報

社名:KJケミカルズ株式会社

住所(八代工場):熊本県八代市興国町1-3

TEL(八代工場):0965-33-9797(代表)

ホームページ:https://www.kjchemicals.co.jp/index.html


※この記事は、熊本大学の学生ボランティアグループ Kumarism が作成したものです。

Kumarismについて、詳しくはホームページへ→https://kumarism.jp/

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