【学生による企業取材記事】KAB 熊本朝日放送株式会社

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※この記事は、熊本大学の学生団体 Kumarism が作成したものです。

[目次]

1.熊本朝日放送とはどんな会社?

2.生放送見学の感想

3.質問コーナー

4.最後に

1.熊本朝日放送とはどんな会社?

KAB熊本朝日放送は、平成元年10月1日に開局したテレビ朝日系列のテレビ局で、現在は熊本市西区に局舎を構えています。熊本県内のテレビ局の中では比較的新しくできたテレビ局ということもあり、伝統や観念にとらわれない新しい番組制作を行っています。

その番組制作から生み出されたのが、平日の午後6時15分から放送されているKAB独自の視点から熊本の今を伝える情報番組「くまパワ!」や、ソロキャンブームに火をつけた「ヒロシのひとりキャンプのすすめ」などの人気番組です。これらの番組をご覧になられる方も多いのではないでしょうか?今回私たちはインタビューに加え、「くまパワ!」の生放送を特別に見学させていただきました。

2.生放送見学の感想

生放送前の打ち合わせでは、アナウンサーや気象予報士を始め、カメラマンや音響スタッフ、アシスタントなど、番組に関わるスタッフ全員が参加し、和気あいあいとした楽しい雰囲気はありつつも、真剣に番組の進行表を確認していました。伝えたいことが多くある中で時間内に終わらせなければならないため、コーナーの時間を調整し、そこで生じた変更点は全員でカバーするといった体制がとられていました。打ち合わせ中、アナウンサーの方に生放送で大切にしていることを伺うと「視聴者の共感を生み、魅力を言語化すること」とおっしゃっていました。実際にカメラで撮られるのはアナウンサーや気象予報士だけですが、それぞれの役割にかかわらず全スタッフが、限られた時間の中で熊本の今を視聴者に届けようと努力している様子が打ち合わせに表れていました。

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(写真)打ち合わせの様子。真剣に番組の進行表を確認しています。

そして「くまパワ!」の放送の様子を副調整室で見せていただきました。

見学する中で驚いたことをいくつか紹介します。

・VTRのナレーションを生で撮っていること

VTRのナレーションは事前に録音しているものだと思っていましたが、スタジオでVTRを見ながら生で入れていることにびっくりしました!決められているセリフから自由な感想まで、その場で入れることで臨場感を生み出しています。

・ギリギリまでVTRの編集を行っていること

番組のVTRがなんと放送開始10秒前に出来上がっていました!

VTRには元々どのようなものを紹介するかなどの構想案が用意されていますが、微妙な秒単位の調節はロケ本番ではできません。限られた秒数の中で伝えたい情報が伝わるように、放送開始ギリギリまで編集が行われていて驚きました。

・今では携帯電話用の電波を使って中継を行っていること

以前は、中継をする際には中継車が必要でした。しかし今では、ENGカメラという、テレビ用の大きなカメラに簡易的に中継できる機材を取り付け、携帯電話用の電波を使用することで、生中継ができるようになっています。

・時間の兼ね合いでニュースを削除できるように序列を決めてあること

VTRの秒数がもともとの枠より多くなっていた時に、ニュースを重要度順に並べ、必要のないニュースを削除して秒数の調節を行っていました。

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(写真) 本番中の副調整室の様子。たくさんのモニターと機材が並んでいます。

3.質問コーナー

Q. テレビ局に就職する際、メディア系の専門学校と4年制大学ではどちらが有利なの?

A. 4年制大学卒の学生を採用しているとのことです。基本的に専門学生は制作会社に入社することが多いそう。

Q. 学生のうちにやっておいて良かったこと、またはやっておけば良かったことなどはありますか?(資格等)

A. テレビ局に就職する際に必須の資格はありません。

ただ、第一級陸上無線技術士(通称:一技)という資格を持っている人は、電波を扱う技術職で重宝される人材とのことです!

Q. 文系と理系ではテレビ局への就職においてどちらが有利か、また文理で配属先の違いはあるの?

A. 文系理系では就職において有利不利はないそう。また、特に配属先に違いはありませんが技術職は理系出身の方が多いと仰っていました。

Q. 福利厚生は?

A. 週休2日制に加え、年末年始の休みや育休・介休などの制度も整っています。また、5日連続で有給を取ると手当が出るといった仕組みもあるそうです。

Q. 部署異動はあるの?

A. 4~5年ごとに部署異動があるのが基本ですが、人によって本当に様々なパターンがあるとのことでした。営業や報道、制作など様々な部署に異動することもあると仰っていました。また入社後、希望通りの部署に配属されるとは限らないそうです!

Q. 残業が多いイメージですが、正直どうですか...?

A. 正直、残業はあります。早朝から深夜まで毎日番組を流しているテレビ局の仕事上仕方のないことですが、残業も楽しくやれると思います。ですが、近年は、働き方改革によって残業をなるべく減らすように心がけているとのこと。また、リモートワークも可能な部署では取り入れているそうです。

4.最後に

今回は熊本朝日放送(KAB)さんにお邪魔しました。「和気あいあいと楽しく、でも真剣に番組に向き合い熊本の今を伝えること」、これが熊本朝日放送さんの魅力だと感じました。また、普段は見ることのできない生放送の裏側を見学でき、とても興味深かったです!

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(写真)最後にスタジオで写真も一緒に撮っていただきました!

熊本朝日放送さん、今回は貴重な機会をいただき、

また取材にご協力いただき本当にありがとうございました。

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!

<企業情報>

社名:熊本朝日放送株式会社

略称・英称:KAB (Kumamoto Asahi Broadcasting Co.,Ltd.)

事業内容:民間テレビジョン放送

開局: 平成元年10月1日

本社:

〒860-8516 熊本県熊本市西区二本木1-5-12

【TEL】096-359-1111(代表)

公式ホームページ:https://www.kab.co.jp/


※この内容は取材時(2022年2月)の情報です。その後変更となっている場合があります。

※この記事は、熊本大学の学生団体 Kumarism が作成したものです。

Kumarismについて、詳しくはホームページへ→https://kumarism.jp/

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