※この記事は、熊本大学の学生団体 Kumarism が作成したものです。
<目次>
1.有限会社エッグとはどんな会社?
2.エッグを詳しく教えて!
3.エッグの魅力とは?
4.どんな人におすすめの企業か?
5.社長ってどんな方?
6.まとめ
1、有限会社エッグとはどんな会社?
有限会社エッグとは、主に乳牛の削蹄( 蹄 を削ること)や畜産資材の輸入・製造・販売を行なっている会社です。社名の「エッグ」とは、何かを生み出す可能性を秘めた卵、という意図で名付けられました。エッグのオリジナル商品は全国的に人気があり、その中でも青いロープの助産器はベストセラーで、持ってない酪農場は無いぐらいです!
経営理念は、
三方良し
・売り手良し
・買い手良し
・世間良し
相手を考え、社会にフィードバックする会社を目指しています。
2、エッグを詳しく教えて!
それでは、エッグの特徴を詳しく紹介していきたいと思います!
①牛がのびのびと暮らせる環境
エッグは、牛が自由に歩くことができ、のびのびと暮らせる飼養形態「フリーバーン」方式に賛同しています。フリーバーン方式には、牛の脚に負担をかけない、という利点があります。 乳牛の削蹄を専門としているエッグは、状態のいい蹄を保つためのサポートをしているのです。な
ぜ状態のいい蹄が大事かというと、牛の健康維持につながるからです。蹄の良しあしで体重の支え方が変わったり、様々な病気が発生し生産性が低下したりします。蹄ひとつが牛の健康維持に重要な役割を果たしているのです。
②牛の削蹄機械
エッグは乳牛の削蹄を専門としている、と述べましたが、なんと、法人形態で蹄病の知識を持って削蹄を行う会社は、九州ではエッグだけなんです!もともとエッグは家畜診療を行っていました。農家の要求に応えられていない現状に目を向け、蹄専門にしたそうです。現在は機械化で1日60頭の蹄を切ることができます。
そして、その削蹄機械がこちらです。
この機械では、まず入り口から牛を入れます。次に入り口を閉め、腹帯で支えた牛を上に持ち上げ ます。牛が楽な体勢を取れるように、足を固定した上で、機械を使って削っていきます。終わ ったら、反対側の出口から牛がそのまま出て行きます。このようにスムーズな削蹄ができるよ うになっており、1頭あたり5分ほどで終わるそうです!また、個人経営の小規模農場から大 規模農場まで、搾乳時間に合わせて作業することで、顧客のニーズに柔軟に対応しています。削蹄のために九州すべての酪農場を回っており、その数は150軒もあります。これも、経営 理念の「三方良し」を反映していることがわかります。エッグは削蹄業の他にも、牛舎コン クリート床の目立てを新事業として近年展開しているそうです。
③エッグオリジナル商品
エッグは様々な商品の輸入・製造・販売を行なっています。輸入・販売する製品は現在約80種もあります!ベストセラーとなっている助産器の他にも、牛が滑って転ばないように、足幅を固定させるオレンジ色のバンドもエッグオリジナルの商品です!また、輸入している物は主に畜産関係の製品で、豚や牛の人工受精のためのカテーテルなどがあります。 (写真は自社で製造している足バンド )
3、エッグの魅力
エッグには働くうえで様々な魅力があります!
①手当が豊富
働くうえで手当も重要な要素です。例えば、子供手当があり、子供1人に対して2万円の手当が支給されます。また、ゴールド免許を持っていると5千円の手当も支給されます!
②育休が取りやすい
育休の取得がしやすいかどうか、という点も働くうえでは欠かせないことです。エッグでは、育休の取得にも力を入れています!男女問わず、育児に専念できるように育休を取得することができます。育休や子供手当もあることから、会社を挙げての子育て支援の仕組みが整っています!
③インターンシップ
エッグにはインターンシップも導入されています!
「酪農に興味がある!」、「チームワークが必要な職場で働きたい!」という人はエッグでインターンシップを経験しておくべきです!
このように、エッグには様々な魅力があります。しかし、一番の魅力と言っていいのが「アットホームな職場」です!エッグは、社員同士の距離が近く、働きやすい職場環境が整えられて います。働く上で生じる様々な問題も、社員同士で相談できるような環境づくりを行っています。
4、どんな人におすすめの企業か?
・自分の手で作業することが好きな人
エッグでは牛の蹄の削蹄を社員の手で行うほかにも、独自でオリジナル製品の製造も行っています。何かを作り出すことが好きな人、作業を通して仕事のやりがいを感じたい人、クリエイティブな考えができる人におすすめです!
・機械に興味がある人
エッグでの仕事は機械による作業が多いです。削蹄も機械を使って行いますし、自社製造の商品も機械を使います。機械に関することを学習していた人、興味がある人は自分の特技を発揮できる良い場だと思います。
・農業の仕事を通して自分自身を成長させたい人
社員は15人と少ないため、現場の状況に応じて臨機応変に行動する力が養われます。天候に左右される外での作業などを通して継続力を高めたい人におすすめです。
5、社長ってどんな方?
※写真はエッグの社長 山口さん
① 人とのつながりを大事にしている
今回取材させていただいたエッグの社長山口さんは、取材の中で「経営だけがすべてではなく、人とのつながりを大事にしたい。」ということをおっしゃっていました。エッグでの仕事を通して出会った方たちを大事にしている印象を受けました。先に述べた育休制度などでもわかるように、社員の方のこともよく考えてくださいます。
② エッグの仕事に真摯に向き合っている
社長は今後について、「周りが満足できるような仕事がしたい。社会に貢献したい。」とお しゃっていました。エッグでの仕事を通して農業界を支えたいという信念を持たれており、会社だけでなく業界全体のことも考えていらっしゃる方です!
6、まとめ
今回取材させていただいたエッグさんの情報をまとめてみます
・有限会社エッグとは乳牛の削蹄、自社で畜産資材の製造、販売をしている会社
・育休の制度が整っており、男女問わず働きやすい
・アットホームで活気があり働きやすい職場
・機械を使ったり作業をしたりすることが好きな人におすすめ
エッグさんは九州全体の酪農業を支えており、企業として社員が働きやすい環境づくりをされている印象を受けました。酪農の仕事に興味がある方はぜひインターンシップに行ってみてはいかがでしょうか!
エッグさん、取材に協力していただきありがとうございました。
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※この内容は取材時(2020年11月)のものです。その後変更となっている場合があります。
※この記事は、熊本大学の学生団体 Kumarism が作成したものです。
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