フジクラプレシジョン 株式会社

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※この記事は、熊本大学学生ボランティアグループ Kumarism が作成したものです。

フジクラプレシジョンは熊本県山鹿市にある精密機器製造メーカーです。2017年度に売上高が100億円を超えました。2017年度に熊本県内で売上高が100億円を超えた企業は60社程度しかありません。山鹿から世界トップシェアの製品を作り出すフジクラプレシジョンにお話を聞いてみました!今回お話を伺ったのはフジクラプレシジョン代表取締役社長の田中利行さんです。

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親会社はフジクラ

フジクラプレシジョンは東京に本社をもつフジクラのグループ会社です。フジクラの資本金は530億円(2019年3月現在)で、東証一部上場しています。フジクラグループは社内カンパニー制を採用しており、フジクラグループには現在3つのカンパニーが存在しています。エネルギー・情報通信カンパニー、電子電装・コネクタカンパニー、不動産カンパニーの3つです。フジクラプレシジョンはエネルギー・情報通信カンパニーに属しています。

フジクラグループはBtoB企業なので、一般にはあまり知られていないのですがiPhoneに使われている部品を作っているくらい大きな企業なのです。フジクラグループ全体では29カ国140社も会社があります。

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何を作っている?

1991年の設立当初から「光ファイバ融着接続機」を作ってきました。2013年になると「ファイバレーザ」の製造を始めました。この2製品がフジクラプレシジョンの主力製品です。光ファイバ融着接続機はフジクラグループが全世界に販売している製品で、世界シェア1位を誇っています。光ファイバは私たちがスマートフォンなどで通信を行うときに欠かせないものです。

経営理念MVCV

フジクラプレシジョンでは社員全員に経営理念が浸透しています。社員の方は経営理念が書かれたカードを持っているそうです。その経営理念がとても良いと思ったので、紹介します!

MISSION[ミッション]

私たちは“つなぐ”技術と製品を通してお客様の価値創造と社会の発展に貢献する。

VISION[ビジョン]

“つなぐ”テクノロジーの分野で、顧客に最も信頼されるパートナーになる。

「一人ひとりが主役」として行動し、世界で通用する“ものづくり”集団になる。

自然環境の保護と地域社会の発展に貢献し、従業員とその家族にとって、「夢と愛着のある会社」となる。

CORE VALUE[基本的価値]

・カスタマーサティスファクション “それでお客様は満足ですか?”

・変革 “進歩への意欲を持って取り組んでいますか?”

・共創 “それぞれが十分に能力を発揮するために協力し合っていますか?”

・信頼 “地域社会に信頼されていますか?” “自然環境を大切にしていますか?”

ほとんどの企業が経営理念を掲げていますが、社員に浸透していなかったり、経営理念に沿っていないことをしていたりという企業も少なくないと思います。それに比べてフジクラプレシジョンは、経営理念が浸透しており、社長をはじめ会社全体がこの経営理念に沿って活動しているという印象を強く受けました。

社員の健康にも気を配る

社長の田中さんは社員の皆さんに細か気配りをしています。社長室には社員全員の顔写真と名前が貼ってあります。

社員の健康も気遣い、工場では椅子に座っての作業を廃止し、全て立ち作業にしたそうです。こうすることで社員の腰痛なども治ったといいます。

フジクラはグループ全体でも健康推進活動を行っています。その一つとして、社員は全員歩数計を身につけており、そのデータは親会社に送られてて管理されているそうです。また、健康啓発セミナーも開催しており、先日は睡眠について大学の先生による講演会も行われたそうです。

CSR活動も盛ん

経営理念のなかにも“地域社会”という言葉が何度も出てきました。その言葉どおり、フジクラプレシジョンは地域社会の発展に貢献しています。例えば、山鹿市の商業工業高校に光ファイバ融着接続機を寄贈したり、地域の高校生に工場見学を実施したり、拡張した敷地の一部を市民が利用できる公園にしたりと、地域の人々とと密接に関わっています。

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