コラム【なすびのひとりごと】vol.10 2021/2/5公開

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どんな企業を選べは良いの? その2 よかボス宣言~

熊本県では、平成29年から行政や企業が一体となったオール熊本で「よかボス宣言」に取り組んでいます。「よかボス」は、自ら仕事と生活の充実に取り組むとともに、共に働く社員や職員、従業員等の仕事と生活の充実を応援するボス(企業の代表者等)のことです。

よかボスは、子ども来未課が担当していますが、企業のトップが、社員の仕事と、結婚や子育て介護などの充実した生活ができるよう応援するための取組です。

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熊本県庁では、蒲島知事をはじめすべての所属長が宣言しています。現在、企業も含め、県内538事業所が参加しています。「よかボス宣言」をしたボスには、右のバッジが付与されます。企業訪問などで企業の経営者(ボス)と面談することがあれば、気を付けてみてみてはどうでしょうか。ボスが「よかボス」であろうとする印になるかもしれません。

熊本県は、子育てや女性の社会進出ではとても恵まれているというデータがあります。

私が2018年にリクナビのデータを分析したところ、「家族手当あり」「育休取得率90%以上」「ノー残業デー導入」「色々な職種が経験できる」「女性役員在籍」といった項目では全国平均を上回っていました。特に、「家族手当あり」「育休取得率90%以上」は、東京と比較しても高いという結果でした。

私がいた熊本県庁でも女性がとても活躍していましたが、これからはダイバーシティーの実現に向けて女性だけでなく障がい者をはじめ様々な方々が活躍することが求められていると思います。

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